六本木の名所をいくつか取り上げ、詳しく丁寧に解説するサイト『六本木の名所』

●●●劇場・像●●●

【俳優座劇場】

俳優座劇場は六本木交差点付近にある劇場です。
株式会社俳優座劇場は、戦後に戦災で焼失した新劇の拠点である築地小劇場に代わる劇場を
という演劇人の熱い要望を受け、劇団俳優座を中心として、演劇文化に関わる方々の協力と
バックアップのもとに誕生しました。
都心の六本木にあること、客席が300席ということで、演劇以外にも講演会などの会場と
して幅広く利用されています。
所在は港区六本木4−9−2となります。

【シネマート】

シネマートは六本木駅5番出口より2分にある、全席指定の完全入替制の映画館で、バリア
フリーにも対応しています。
韓国・香港・台湾・中国・日本などアジア映画を中心に上映する映画館で、ここでしか上映
されない作品も多いのが魅力です。
そのため、他の映画館に比べてリピーター率が高いのが特徴です。
所在は港区六本木3−8−15となります。

【きみちゃん像】

麻布十番にあるきみちゃん像ですが、きみちゃん像は2009年迄に計6体作られており、
横浜、静岡、留寿都、麻布十番、小樽、函館、すべてきみちゃんに関係する縁の地です。
きみちゃんは実在した女の子で、野口雨情の「赤い靴」のモデルです。
この童謡は大正10年に書かれ、本居長世が作曲したものです。
きみちゃんの母親である岩崎かよの再婚相手である鈴木志郎氏が、勤め先である新聞社で
野口雨情と親交を持っていたことから「赤い靴」は生まれました。

【奏でる乙女像】

奏でる乙女の像は六本木交差点で清らかなメロディーを奏でています。
1954年、彫刻家である本郷新の手で完成されました。
復興と平和のシンボルで、戦後六本木の復興記念として六本木の区画整理などが一段落した
際に設置されました。